焼き山紅依ランド

我が偉大なる先輩

紅依さんは

勝ち気な性格で知られていて

女性ながら確かに腕っぷしは強かった。

 

 

そして、いつの間にやら

紅依さんを怒られると

半ゴ◯しにされるという噂までたっていた。

 

もっとも西山先輩が悪さをすると

毎回半◯ロしの刑にあっているので

あながち間違いではなかったのだろう。

 

 

幼い頃から空手をやっていたのがその理由の一つ

ではあるが

それ以外にも、彼女には

忠実なシモベ達がおり

彼女の命令で焼を入れる人間を炙り出し

あらゆる手段で捕まえる

その名も

紅軍団という存在があったのが

噂がたった理由の二つ目だ。

 

 

ある日

いつもの様に(笑)西山先輩が悪さをして

紅軍団に連れ拐われて行った

(もはや誰も助けないとは…

普段の素行の悪さが災いしたねーワラ)

 

 

そうして連れ拐われた山の中で

西山先輩の

必死に助けを呼ぶ声と

許しをこう悲痛な叫びが聴こえてきて

それに比例するように

紅依さんの高笑いが木霊してきた。

もはやホラーである。

我、寮の住人も

その木霊に呼ぶ寄せられて

ワラワラと出てきた

それくらい

周辺に、悲鳴と叫び声が響いた

山の中であった。。

 

そして、それから

私達が卒業するまでの数年間

その山は

焼き山紅依ランドと呼ばれるようになった。

 

 

 

十数年後

私は東北地方に

八木山ベニーランド

と、呼ばれる

遊園地を

発見するのだった……。

 

名付け親は…もしや…。

 

 

信じるか、信じないかはあなた次第です‼️‼️‼️

 

以上光くんからでした

今回も読んでくれてありませんとう♥️